『黴菌』12/22マチネをシアターコクーンで観た。

半蔵門線で渋谷に向かっていたら、三軒茶屋の人身事故でストップしてしまい、表参道で銀座線に乗り換えた。年末はこれだから。

コクーンに着いて物販をチラ見してて「ケラと言えば!」と閃いた私は『噂の男』のDVDを衝動買いしてしまった。
舞台2回も観てるのに。
あの時二度とケラ演出は観るもんか!と思ったのに。
おかしいなぁ(笑)


それはさておき。
『黴菌』のキャストはやたら豪華。
北村一輝さん、仲村トオルさん、ともさかりえさん、岡田義徳さん、犬山イヌコさん、みのすけさん、小松和重さん、池谷のぶえさん、長谷川博己さん、緒川たまきさん、山崎一さん、高橋惠子さん、生瀬勝久さん。
13人(生瀬さんが2役、みのすけさんが3役だから登場人物は16人)が繰り広げる密室群像劇。

増築に増築を重ねた広大な洋館に住む五斜池家の人々、使用人、居候。
三男の忌まわしい死による父親と息子たちの長年の隔絶。脳病院で密かに行われる人体実験・・・。
昭和20年、五斜池家の屋敷は、長い間溜まり続けた膿を吐き出そうとしていた。

ケラ作品の魅力の一つが言葉。
笑いのセンスも一味違うし、重要なことがさりげなく印象に残るよう会話が組み立てられている。

また、着地点が最後までわからない面白さ。
3時間半の長い作品だったけど、全然飽きなかったし、いつまでも観ていたいと思った。
wowowとかで放送されたら5回くらい観たい。

終盤、幼い子供みたいにわんわん泣きじゃくる北村さんに思わずもらい泣き。

朴訥超天然キャラの仲村トオルさんは、最後まで悪人ではなかった(笑)。

たまらなく好きなのは犬山イヌコさんと岡田義徳さんの夫婦愛。元に戻れたのかなぁ。ちょっと心配。

・・・で、黴菌というタイトルは何を意味するのか。
風通しの悪い家で、家族の傷が膿んでしまう感じ?
家を出る時に皆清々しい顔をしていた(先の見通しは何一つ立たないのに)から、よっぽど住み難かったのかなと。
増築増築でぐちゃぐちゃしているのは、父親が大黒柱として機能していないことの象徴だと思った。
PARCO Presents Team申 第4回公演『抜け穴の会議室〜Room No.002〜』、12/21ソワレをPARCO劇場で観た。

Team申とは佐々木蔵之介さんの演劇ユニット。今回のゲストは大杉漣さん。

Room No.002というサブタイがついてるけど、おおまかなストーリーは仲村トオルさん版と同じ。

前世、前々世・・・浅からぬ因縁に結ばれた2つの魂が、来世のために過去の人生を復習する物語。

お互いが、自分自身すらも何者かわからない状態で再会した2人はとりあえず「先生」「部長」と呼び合うことに。
部屋の床や壁には表紙に年代が記された本が多数。2人がその本に触れると過去にフラッシュバック。
本には過去の出来事が会話や心情までも克明に記されており、その当時は知りえなかった事実も次々と明らかになってゆく。

前世、2人は友達だった。そして、前々世では親子だったのだが・・・。


ストーリー自体はわかりやすいので、観ている方はあまり難しくないけれど、演じる方は大変だろうなぁと思う。
記憶のない真っさらな魂、フラッシュバック中の2つの過去の人格、フラッシュバックを引きずった魂、変化するお互いの距離感を、衣装やメイクを変えずに身体ひとつで演じ分ける。

石の壁に囲まれ、なだらかな螺旋状の床に本が積まれただけのセットが、靴屋や病院、はたまた崖下の風景になる。

そもそも、魂がうんぬんという架空の世界の話なのに、違和感なくリアルに吸収できてしまう。
演劇ってホントにスゴいなと思う。


Team申の魅力は2回、3回観てきて織り込みずみだけど、大杉漣さんの舞台を観るのは初めて。
小劇場ぽい笑いの部分もナチュラルにこなしていてさすが!と思った。
生まれたての雛のような真っさらな感じが魂ぽくて、真っ直ぐな眼差しがすごくきれいだったのが印象的。
最前列で見てドキドキしてしまった。
2種類の父親役を観ることができたのも美味しい。

1週間後、もう一度観る予定。

ちょっとネタバレなのでたたみマス。
カテゴリ的に悩ましいところだけど、一応「舞台」でいいかな。

『武士の家計簿』の舞台挨拶4列目取れた!

さらに…
『真心一座 身も心も ザ・ファイナル』のプレリザーブに当選!
しかも、ぴあのプレにしては良席。

どちらも取るのが難しいと思ってたから、すごく嬉しい。

金曜日に注文した舞台のDVDが土曜日に届いた。
仕事早っ。

なのに、日本シリーズが史上最長試合で、終わったのが0時近く。

でも、全然眠くないから、その後、1本観ちゃった。
すごくよかったー。
じわじわくる感じ。
詳細は後日。

琉球ロマネスク『テンペスト』
先行予約のチケットが届いた。2公演ともかなり舞台から近い席。

沖縄フリークな私としては、konozamaのマーケットプレイスで原作本を購入し、予習中。
かなりの長編大作でようやく上巻の3分の1。
物語が大きく動き出して、面白くなってきたとこ。
その時点で、公式サイトとかをチェックする前にキャスティングを予想してみた。
真鶴=仲間由紀恵さんなのはわかりきっているとして、
多嘉良=生瀬さん、嗣勇=山コー、朝薫=味噌ぼん?

・・・実際は、
嗣勇=味噌ぼん、聞得大君=生瀬さん
山コーは薩摩のお侍さんらしい。まだ私が読んでる範囲では登場してない。
儀間ぺーチン=安田顕さんにはウケた。

しかし、聞得大君(琉球王の姉ちゃん)が生瀬さんて、スゴイな。
以前、仲間由紀恵さんと生瀬さんが共演した『ナツひとり−届かなかった手紙−』には、ナツと金太兄ちゃんの恋に号泣したけど、今度はどうなるんだろう?
(堤さん演出だから、TRICK的小ネタも出てきたりしてw)

あー、早く来年にならないかなー。
その前に原作本読破しなきゃ。